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STAFF BLOG2020.06.25 / 牛木
目を奪う!身近なレトロ建築物を訪ねて~松籟閣~
こんにちは。
長岡支店の牛木です。
心配なニュースがまだまだ続くこの頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
普段から完全インドアな私には、おうち時間はそれほど苦ではなかったはずなのですが…
やっぱり家にこもるのは大変ですね。
手が届くところに、アイス・お饅頭・おかき…無意識に食べていました。
おなかが大変です。
さてさて、前回のブログで県内のレトロ建築物を紹介しながら私の出不精を直そうとお話ししていましたが…
今回も残念ながら見学することが出来ませんでした( ;∀;)
というわけで、5年ほど前に見学した際の写真でご紹介します。
第二回目の今回はこちら…
「松籟閣」をご紹介したいと思います。
<松籟閣>
こちらは昭和初期に朝日酒造の創立者である平澤與之助さんが建てた住宅です。
私が見学した当時は国登録有形文化財でしたが、2018年ついに重要文化財に指定されました!!!
https://www.asahi-shuzo.co.jp/visit/shouraikaku/
昭和初期頃は海外文化が多く住宅建築にも取り入れられるようになり、和洋折衷様式の建物が多く建てられるようになりました。
松籟閣もその一つです。
とにかくたくさんの部屋があり、それぞれにすごく手のこった装飾がしてあるのでどこの部屋を見学してもわくわくします。
アールデコ様式を取り入れた丸窓…ステンドグラスがきれいです。
窓の装飾がきれい。
廊下に落ちる影も幻想的です。
⇧これなんだかわかりますか?
「節塞ぎ」と言われる木材の節部分をくりぬいて補修する昔ならの技術です。
いろんな形のものがあったので探して歩くのも楽しいです。
今は休館中ですが、落ち着いたころまた行ってみたいと思います。
入館料無料なので皆さんもぜひ!
紅葉の時期もきれいです。
ちなみに松籟閣は豪邸ですが、一般的なおうちにも洋風建築の技法を取り入れられた客間が家族の部屋とは別につくられることが増えたのがこの時代です。
(それまでは、おもてなしも、ごはんを食べるのも、家族団らんも、睡眠もひとつの部屋が時間によって役割を変えることで生活をしていました。)
皆さんのご実家や、おじいちゃん、おばあちゃんのおうちにもそんなお部屋があるかもしれません。
気軽に顔を見に行けないこの頃ですが、お電話での話のタネにでもして頂ければ幸いです。
それではまた次回…(次こそは出かけられますように)