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2021.11.01  / 牛木

日本最古の映画館!上越市にある「高田世界館」をご紹介

こんにちは。

新潟の住宅ブランド「ディテールホーム」長岡支店の牛木です。

過ごしやすい秋も段々と終わりを迎え、寒い冬が近づいてきましたね。

皆さん風邪などひいていないでしょうか?

 

身近なレトロ建築物を訪ねて~高田世界館~

さて、今回は上越市にあります「高田世界館」をご紹介したいと思います。

「高田世界館」

高田世界館は明治44年に芝居小屋「高田座」として建築され、その後大正5年に「世界館」と名前を変え常設の映画館として地域の方に親しまれてきました。

擬洋風建築の建物で、日本の昔ながらの職人技術を用いて海外の建築様式に寄せた建物になっており、随所に和洋折衷の要素が見られます。

中に入ると板貼りの天井が目をひきます。

中央には江戸時代に高田藩を治めた最後の殿様「榊原家」の家紋「源氏車」が描かれています。

(なぜ明治末期の建物に江戸時代の殿様の家紋が描かれたのかは謎のままだそうですが、長期的な親交があったゆえに建築の際にもなんらかの関わりがあったのではといわれています。)

スクリーンの前には、当初の芝居小屋の名残であるステージがあります。

現在も、音楽ライブや落語会、演劇などが行われ活躍しているそうです。

こちらは2階席の椅子です。

1階の椅子よりも時代が古い椅子だそうで、座面は張り替えがされています。

ケチャップのような赤色でジブリ映画の中きたようなワクワクする雰囲気で素敵でした。

映写室も見学させて頂きました。

ヴィンテージな雰囲気漂う映写機が2台置かれています。

戦前に隼や零戦を作っていた中島飛行機という会社が母体のフジセントラル社製で1950年代に作られたそうです。

高田世界館は2007年の中越沖地震で大きな被害に遭い、一時は閉館を考えられたそうです。

NPO法人の方々を中心にボランティアの方たちの活動のお陰で現在も維持、活用され、2010年には登録有形文化財に指定されました。

今では、地域の方にだけではなく、県外から来るファンの方たちにも愛される建物となっています。

映画や、開催イベントのパンフレットは当時のインテリアを利用して置かれています。

映画のチケットもレトロな雰囲気でおしゃれです。入場前に切ってもらい入場します。

中に入ると一瞬でノスタルジックな雰囲気に包まれる日本最古級の映画館です。

タイムスリップしたような気分にひたれるステキな場所なので、ぜひ、ご興味のある方は一度行ってみてください。

それではまた次回。

 

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