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2015.03.07  / 外山

ちょっとした こころづかい

こんにちは 県央営業所の外山です。

今回は 現場で大工さんから 気の利いた提案を いただいた お話。

1月下旬に完成見学会を開催させていただきました 月岡の家 での工事中の出来事。

 

IMG_1436   そのスペースは 上の方に扉付きの収納があり 下がフリースペースと

   なっている。 当初より お施主様からは 『 下のフリースペースは

   子供たちが いろいろなものを しまう場所として使いたい! 』 という

   ことは お聞きしていた。 その話を 現場で 大工さんとしていたところ

   大工さんから いい提案が ・・・

   カウンターなどで使った 余りの材料があるので それで お子さんのために

   ” おもちゃ箱 ” を造ったらどうでしょうか? という提案が でてきた。

   さらに いろいろな 案が 出てくる。

 

一つの箱の大きさは スペースを3等分にしたくらいが ちょうど 使いやすいんじゃないか! とか、

3つの箱を 同じ大きさに造れば 場所を入れ替えてもどの位置でも ピッタリと 納まるよね! とか、

逆に 同じ大きさで箱を造っちゃうと 納まった時に 箱の見分けがつかなくなるだろうから 3種類のマークをつけて

区別できるようにし さらに そのマークが 引き出すときの 指かけ を兼ねるようにしたら どうか? とか・・・

どんどん 話が 膨らんでゆく。

お子さんには できるだけ 自然な木に 触れてほしい! ということで 塗装は 一切しない。

この先 木が黒ずんできても それも含めて 味わってほしい。

IMG_1435そんな 大工さんの 想いの詰まった おもちゃ箱が 遂に完成!

でき上がってきた その箱 は キャスターがとりつけられ

動きもスムーズ。 カドは すべて 丸く面取りされていて

使うヒトにも 優しい 仕上がり で できあがった。

 

 

 

 お子さんたちは これから 何を しまってゆく のだろうか? を 想像するとともに

あらためて 職人さんたちの ちょっとした こころづかい の 積み重ねで 家づくりが でき上がり

そして   その  気持ちのこもった  造り込み の姿勢が そこに住む  お施主様に 安心感を 与えてゆくのだろう。

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