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STAFF BLOG2017.11.06 / 鈴木
土地建物に関わる税金 ~固定資産税について~
こんにちは、長岡支店の鈴木です。
さて先回、不動産取得税のお話をしたので、今回はお約束通り固定資産税のお話しです。
やはり税金は難しいイメージがあるので、簡単な考え方でお伝えします。
【土地の固定資産税】
固定資産税評価額に標準税率1.4%をかけたものになります。(0.2%・長岡市)
更地の上に住宅が建築されれば、200㎡までは1/6(1/3)、200㎡を超える部分は1/3(2/3)に固定資産税評価額を下げて計算されます。
これから建築される方はこの特例が適用されます。(上記カッコ内は都市計画税)
〈ポイント〉
だいたいの計算はこんな感じです。
200㎡(60.5坪)1,000万円の土地があったとします。
固定資産税評価額を土地の売買価格の6~7割として計算してみます。
※注:実際の評価額は市役所にある固定資産課税台帳に基づきます。
10,000,000 ×(0.6~0.7)× 1/6 × 0.014 = 14,000 ~ 16,333円/年間
10,000,000 ×(0.6~0.7)× 1/3 × 0.002 = 4,000 ~ 4,666円/年間
よって、18,000~21,000円/年くらいになるでしょうか。
【建物の固定資産税】
こちらも固定資産税評価額に標準税額1.4%をかけたものになります。(0.2%・長岡市)
新築一般住宅で50㎡15.1坪~280㎡84.7坪の建物なら120㎡36.3坪分までが、一定期間1/2に減額される特例があります。(上記カッコ内は都市計画税)
〈ポイント〉
計算はこんな感じです。
120㎡36.3坪の住宅を建てました。
ここでの㎡単価は、60,000円とします。
※注:実際の評価額は市役所にある固定資産課税台帳に基づきます。
120 × 60,000 × (0.014 + 0.002) / 2 = 57,600円/年間
特例期間は一般は3年間、長期優良住宅は5年間です。
特例期間を過ぎるともとの税額に戻りますが、1回目評価替えと重なりますので単純に倍にはなりません。
建物においては減価償却期間が定められているので、だんだんと固定資産税評価額が下がっていき、それに伴い税金も低くなって行きます。
ちなみに木造住宅の償却期間は22年となっています。
いかがでしたか?簡単ですね!
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