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STAFF BLOG2017.12.07 / 坂井
安藤忠雄展で初心に戻る
こんにちは。県央支店の坂井です。
先日、国立新美術館で開催中の安藤忠雄展に行ってきました。
平日にも関わらず大変な混雑ぶりで、外国人の方もたくさんきていました。
安藤忠雄といえば、日本を代表する建築家であり海外での人気も高く、日本人の中では一番世界で活躍している建築家ではないでしょうか。
私が安藤忠雄に興味をもったのは、20代前半に東京青山にある COLLEZIONE という商業施設を見たときでした。
回遊する動線と中庭とコンクリートの美しさに圧倒されたのを覚えています。
展覧会を観ていたら、25歳の時に1人で大阪の安藤作品を見て回った時のことを思い出しました。
一級建築士をとって自分の今後の人生を模索している時、当時働いていた会社で有給をとり、時間とエネルギーだけはあった私は、3日間回れるだけ回ろうと思い、大阪に向かったのを覚えています。
安藤忠雄の事務所は大阪なので、初期の頃の安藤作品は関西に沢山あります。
その時見て回った所は、
ローズガーデン(神戸)
北野アレイ(神戸)
タイムズⅠ&Ⅱ(京都)
近つ飛鳥博物館(大阪)
サントリーミュージアム(大阪)
六甲の集合住宅(神戸)
安藤忠雄の事務所(大阪)
くらいだったと思います。
一番見たかった、住吉の長屋は一般住宅という事もあり、住所がわからず断念しました。
中でも一番記憶に残っているのが、六甲の集合住宅です。
夕方、六甲山をバスで登っていき、すこし歩いた所に巨大なコンクリートの集合住宅が山の斜面に自然に溶け込んでおり、照明が照らされすごくきれいだった事を覚えています。
なんでも吸収しようとしていた若いころの記憶はいつまでも残っているものですね。
安藤忠雄展は12月18日までやっております。御興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。