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2018.04.23  / 宮越

浴室乾燥機はあった方がいいの?

こんにちは。
新潟支店の宮越です。

浴室で起こり得る事故について、お打ち合わせでお話させていただく機会があります。

そのうえで浴室乾燥機をつけるべきか検討するタイミングが多くありますので、必要性を検証してみたいと思います。

 

まずはなぜ浴室で事故が起こるのか・・・について

 

■危険がひそむ冬場の浴室

入浴時の救急事故は70歳以上の高齢者で非常に多く、気温が低くなるに従い増加しています。
その原因をさぐると日本の住宅事情と生活習慣が浮かび上がってきます。

 

■日本の住宅事情

住宅は高断熱・高気密化がすすみ、さらに冷暖房設備により夏は涼しく冬は暖かく過すことができるようになりましたが、あくまで居室が中心の話です。
つまり廊下・トイレ・お風呂までリビング同様に冷暖房している家庭は少ないと思います。浴室では当然洋服をぬいだ裸の状態ですから、より冷気が直接身体へ伝わり急激に体温を奪っていきます。
加齢で機能の低下した高齢者にとっては身体負担が大きいことは容易に想像できることと思います。さらに、ただでさえ寒い北側に浴室を配置する間取りが多いことも原因のひとつとされています。

 

※事故を防止するには!浴室にも暖房設備を導入するのが早い!

 

ただそうは言われても必要性を感じないなという方、こんなことありませんか?

◆浴室にカビが大量発生して苦労したことがありませんか?

◆雨の日や突然の雨のときに衣類などを乾かしたいと思ったことありませんか?

◆花粉が飛ぶ時期に衣類を外で干したくないと思いませんか?

◆下着泥棒など心配したことがありませんか?

◆排気ガスや土埃などが衣類についた経験などありませんか?

◆リビングに干していて、急な来客があったことなどありませんか?

◆寒い廊下・洗面脱衣に向かい、冷え切った浴室に入ったとき「ブルッ!」と 震えてしまったことはありませんか?

◆真夏の入浴などで、湯中り(ゆあたり)してしまわないよう、 風を送ることが出来たらいいと思いませんか?

 

それでは浴室乾燥機のメリット4つを紹介します。

その1『換気機能』

とにもかくにも『換気』が一番。タイマーセットで、入浴後の夜間6時間や、外出中など『換気』し続けることで、浴室空気の「篭もり防止」や「カビ防止」に役立てることができます。

その2『乾燥機能』

浴室のカビ防止のために浴室を「乾燥」させるのはもとより、洗濯物の「乾燥」にも一役買うのが浴室換気乾燥機の『乾燥機能』です。浴室換気乾燥機つきの浴室には、洗濯物干し用のランドリーパイプなどが備え付けてあり、そこに衣類をカンタンに干すことができます。共働き家庭で洗濯時間がまちまちな場合や、下着泥棒対策、排気ガスや土埃など外に洗濯物を干せない状況、そして梅雨時や冬の積雪時など、これまで部屋干しを余儀なくされていたケースにピッタリ。浴室を乾燥室にすることで、居室に湿気をこもらせることがありません。来客時にも安心です。また、従来の「乾燥機」では乾燥できなかったような衣類も、天日干しと同じように干すことができます。ランニングコストも、約5キロの洗濯物を乾かすのに100円程度(目安)。コインランドリーの乾燥機を考えたらスゴークお得かも?!

その3『暖房機能』

誰しも一度や二度、真冬の暖かな居間から、寒い廊下・洗面脱衣に向かい、冷え切った浴室に入ったとき「ブルッ!」と震えてしまったことはあると思います。そして浴室ではかけ湯もそこそこ、早く温まろうと熱いお湯にすぐ浸かってしまう…。この間、血圧は「居間→脱衣所・浴室→浴槽」の間に激しく「低→高→低」と移り変わり、浴室内での「突然死」を招くこともあるそうです。このような状況を「ヒートショック」(寒暖差のある部屋を行き来することで、血圧や脈拍の急上昇や急下降が起る現象のこと。心筋梗塞や脳梗塞・脳出血など深刻な症状を引き起こしやすい)と呼びます。驚くべきは、「ヒートショック」などが原因となり、「浴室で命を落とす人」は年間で交通事故死者数を上回るほどだということ。では「ヒートショック」を防止するには?そこで有効なのが浴室換気乾燥機の『暖房機能』です。寒い脱衣・浴室からいきなり湯に入るのではなく、あらかじめ温められた浴室で、お湯に入ることで、急激な血圧や脈拍の変動など身体への負担を減らすことができるのです。

その4『涼風機能』

これは『暖房機能』とは逆の機能ですが、クーラーとは違います。いわば「扇風機」(換気扇とは逆の発想です)。真夏の入浴などで、湯中り(ゆあたり)してしまわないよう、風を送ることができるのです。ぬるいお風呂に浸かりながら、そよそよと風を感じるなど、気持ちよさそうですね。

 

メリットを見るとやはりあったら良いなとも思えます。住宅設備の打合せで

ショールームへ見学に行った際は、機能や価格などぜひ確認してみてください。

住宅が完成してから取り付けることもできますが、当初から設置してある方が

価格は確実に抑えられます。

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