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2020.07.09  / 竹内

時を経たからこそ生まれる味わい

こんにちは。

 

梅雨入りしたかと思えばあっという間に夏が来ますね。

最近は水分補給を忘れないように心掛けている新潟支店の竹内です!

 

『外部におしゃれな木を外壁に使いたい!』

そんなお話をよく頂きます。

 

 

 

木材をアクセントとした外観・・・かっこいいですよね!

ただ、木材を外壁に使う際には必ず確認すべきことがあります。

 

<確認すべきこと>

●定期的な塗装のメンテナンスが必要なこと

●経年変化すること

 

外部は内部と違い一年を通して気候の変化にさらされています。

そして、日本の気候は高温多湿で、比較的早い速度で劣化が進んでいきます。

 

外部の木材の劣化の原因として塗装に最も影響があるのは、紫外線で、この紫外線が光酸化作用という作用を起こして木材成分を分解していきます。

 

日の当たるところ・当たらないところでも変化の量が変わり、木部全体が均等に経年変化をするというのも現実問題難しく、ムラもでます。

 

どんな種類の木材・塗料を使っても、経年変化を完全に防ぐことはできません。

それでも完成時の状態を保ちたいのであれば、ベストな塗り直しの頻度として半年に1回はする必要があります。

少し大変ですが・・・汗

 

写真は完成時のモデルハウスです。

 

 

約1年後の木部の色味です。

ちなみにこの物件の木部はウッドロングエコという保護塗料を塗布しています。

 

 

着色をしないクリアー(透明塗料)塗装をしているものは、グレーがかった色になっていきます。

 

最近では、自然素材の経年変化は、単なる劣化ではなく、時を経たからこそ生まれる味わいと個人的には感じています。

 

なので、あくまで変化を楽しむという上でのメンテナンスとして、最初のうちは1〜2年に一回塗直し、その後は5年ごとくらいの塗直しを目途に塗装をして頂くのがいいと思います。

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