スタッフブログ
STAFF BLOG2020.08.24 / 内藤(雄)
夫婦は家のどこでセックスするの?
最近「夫婦カウンセラー」資格の勉強をしている、新潟の住宅ブランド「ディテールホーム」内藤です。
前回のブログ「頭の良い子が育つ間取り」に引き続き、今回も間取りについての本をご紹介します。
本のタイトルは
「セックスレスにならない間取り」
刺激的なタイトルなので、正直これをご紹介して良いものかと躊躇しましたが・・・
きっとこれから家づくりを考えられる若いご夫婦には必読書になるだろうと確信して、思い切って書くことにします!
ブログタイトルで書いた「夫婦は家のどこでセックスするの?」
この質問は、有名な建築家、隈研吾(くまけんご)さんの言葉としてこの本の冒頭で引用されています。
隈研吾さんといえば、”アオーレ長岡”を設計されたことで、ご存知の方も多いと思います。
著者の方が学生の頃、建築設計の授業の中で講師である建築家の隈研吾さんが、ある生徒の考えた間取りを見てこの質問をしたそうです。
「家のどこでセックスをしますか?」
もし、こんな質問をされたら、あなたはどう答えますか?
そりゃあ、寝室でしょう。なぜそんなことを聞くの?と思われた方もいると思います。
そうですよね。一般的には寝室かもしれません。
リビングとか、キッチンとか、トイレとか、お風呂とか、ベランダ(!?)とか。
そういう選択肢の仲から「さて、どこでしますか?」という話では当然ありません(笑)。
では、
「子どもが同じ部屋で寝ている場合はどうでしょう?」
「寝室が子ども部屋と壁一枚で隔てられていたら?」
そうです、子どもが隣で寝ている場合や、子ども部屋が近すぎて音漏れが心配なケースを想定していますか?というお話なのです。
お客様とのお打合せでは、「セックスレスにならない間取りを提案してください」と言われることはありませんが、夫婦生活を送るうえでとても大切なことだと最近は考えています。
夫婦は家のどこでセックスするのか。
この問題に対して、具体的な間取りを例にあげながら、丁寧に解決策を提案してくれているのがこの本です。
さらに、間取りだけではなく、男女の考え方の違いに関する「オトコのトリセツ」「オンナのトリセツ」のような内容や、子育てに対する姿勢などさまざまな角度から、家庭円満の秘訣を解説してくれているので、これから家づくりをされる方にも、家づくりをされる予定のない方にも、ぜひ読んでいただきたい内容になっています。
近年の日本の離婚率は30%を超えているというデータもあり、「3組に1組が離婚している」と言われています。
その離婚原因として、「性的不調和」が男性5位、女性8位にランクインしています。
離婚原因の1位は男女ともに「性格が合わない」となっていますが、さまざまな”夫婦間の考え方の違い”をまとめて表現されているとも考えられるので、1位の原因に「性の問題」も内包されていると考える説もあります。
離婚原因ランキング(H24 総務省調べ)
<男性>
1位 性格が合わない
2位 異性関係
3位 精神的な虐待
4位 家族・親族との不調和
5位 性的不調和
6位 浪費する
7位 同居に応じない
8位 異常性格
9位 暴力を振るう
10位 家族を捨てて省みない
<女性>
1位 性格が合わない
2位 暴力を振るう
3位 生活費を渡さない
4位 精神的な虐待
5位 異性関係
6位 浪費する
7位 家族を捨てて省みない
8位 性的不調和
9位 家族・親族との不調和
10位 酒を飲みすぎる
家庭の中心は、夫婦です。
夫婦の仲が良ければ、家族の仲も良くなるはず。
そのために家づくりを計画するのだとすれば、他人に聞きにくいことだからこそ、この本を参考にされてみてはいかがでしょうか?
ちなみにこの本、書籍として本屋さんに置かれているのを見たことがありません。
私はKindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)で購入して、スマホで読みました。
たしかに、このタイトルの本を持ち歩くのは少し恥ずかしいので、スマホかタブレットで読むのがベストですね。
すべての夫婦の幸せを願っています。
県央支店の愛妻家 内藤でした。
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