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STAFF BLOG2022.04.18 / 牛木
日本酒好きにはたまらない!醸造のまち長岡市摂田屋の「長谷川酒造」をご紹介
こんにちは。
新潟の住宅ブランド「ディテールホーム」長岡支店の牛木です。
すっかり春になりましたが、皆さんお花見には行きましたでしょうか?
私は最近、道路工事に伴い通勤ルートを変えたら桜が見えるルートになりお花見気分で出社しています。
身近なレトロ建築物を訪ねて。新潟県長岡市にある「長谷川酒造」をご紹介
新潟県長岡市にある摂田屋地区は、醸造の町として古くから栄えてきました。
街を歩けば、あちこちから酒や味噌などのかおりが漂ってくるのも、このまちならでは。
さて、今回はその長岡市摂田屋にあります、「長谷川酒造」をご紹介します。
「長谷川酒造」
長岡市摂田屋は古くから「お神酒つくり」の地として栄え、5軒ある酒蔵のうち一つが「長谷川酒造」です。
長谷川酒造は天保13年に百姓であった祖先・重吉さんが、酒造りと残酒の商いを江戸幕府直轄の役所にお願いし許可されたのが始まりだそうです。
現在は主屋・仕込蔵・製麹室・醸造蔵・オマエ・サケカスオキバの6棟で、2004年の中越地震より前には精米所・衣装蔵などあったようです。
2008年に歴史的建造物としての調査が行われ、主屋は明治19年に出雲崎町山谷の久賀権治郎さんという大工さんによって建設された記録が見つかりました。
2013年には国の登録有形文化財にも登録されています。
主屋の1階では、お酒の販売をされています。
昔ながらの建具をあけて入ると、棹縁天井の高さにおどろきました。
今の建物ではなかなか見られない大きな無垢梁も迫力がありました。
梁下の建具はオリジナルの透かし障子になっていて、玄関を開けたときに目を引きました。
装飾性を兼ねた釘隠しも見られ、格式の高さを感じました。
今回は、見学目的ではなく友人の結婚祝いにとお酒を買いにお邪魔しました。
ただ…どうしても建物が気になってしまい、写真を撮らせてくださいとお願いしたところ快くどうぞと言っていただきました。
帰り際、立派なお庭も気になりましたが狛犬に見送られて帰路につきました。
お酒が好きな方は、長岡市摂田屋で酒蔵巡りなどいかがでしょうか?
それではまた次回。
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