こんにちは！

新潟の住宅ブランド「ディテールホーム」新潟支店のの吉田です。

天気が良い日も多く、気持ちの良い季節ですね(^^)/

昼夜の寒暖差がありますので皆様、体調管理にお気をつけください！

ずっとこんな天気が続けば良いのですが、少しづつ梅雨入りの話も聞くようになりましたので、今回は「梅雨時期のカビ対策」についてお話したいと思います。

 

■梅雨はすぐそこ！カビ対策の４つのポイント

今年の新潟の梅雨入りは6月10日頃と予想されています。

カビが発生しやすい条件は気温20度～30度で湿度70％以上の高温高湿で発生し、ゴミやホコリを好みます。

梅雨入り前にしっかりお掃除する事が大切です！

いくつか対策をご紹介します。

 

１．外の湿度が高い時、雨が降った時は窓を開けない

「窓を開けると空気の入れ替えができて湿度が下げられる」

そんなイメージを持つ方が多いと思われますが、部屋の中より屋外の湿度が高いときに窓を開けると、空気とともに外の湿気が室内に入り部屋の湿度を上げてしまいます。

快晴の日なら、気温が高くなるお昼から午後にかけて湿度が低めになりますが、曇りや雨天時は時間に関わらず終日湿度が80％以上ということも。

終日湿度が高いときは、窓を開けて換気をしないか湿度を除湿器で下げ、室内の湿度をコントロールしましょう。

湿度は体感だけだと正確に把握できませんので、温湿度計がると確認できるので良いと思います。

 

２．家具を壁から少し離して置く

家具を壁につけて置くと、掃除がしづらくホコリが取りづらいとともに、湿気を含んだ空気も溜まりがちになります。

湿気が特に多くなりやすい窓に近い場所は、家具を壁から3～5センチくらい離して置けば、掃除がしやすくカビの栄養源のホコリが減らせるとともに、湿気を減らしやすい環境が作れます。

家具の裏側は壁にもホコリがたくさん付着していますから、家具を動かしたときには壁のお掃除も。

ただし、背の高い家具を壁から離す事で固定状況が甘くなりますので、耐震のため金具などで固定すると安心です。

 

３．お風呂の掃除は天井も忘れずに

風呂場は天井から降ってくるカビに注意！！

天井にカビが生えていると胞子が下に降ってくる。

天井から始まって浴室全体にカビが広がります。

浴室のカビ対策というと、浴槽周りなどのお掃除を念入りにしがちだが、ポイントは天井の掃除だそうです。

カビは胞子を拡散して広がるため、天井が手付かずだと胞子が降り続け、元を断てない状態になるそうです。

浴室の天井は手が届きにくい場所なので、換気を良くした状態で、床用のクイックルワイパーなどを使用し、カビ取り剤を染み込ませ掃除すると効果的です。

一方向に動かし掃除し、30分ほど置いた後、水で洗い流すと良いそうです。

最後に水をかけて壁面、天井、浴室全体の温度を下げ、ゴム製のスクイージーなどで水滴を落とし浴室の換気扇を回すと良いそうです。

 

４．24時間換気の意図的な停止は避けましょう

住宅の24時間換気は法的に設置を義務化されているもので、室内を1日中換気して、常に空気の入れ替えが行なわれる仕組みです。

換気方法にもよりますが、一般的にはトイレや洗面室、サンルームなどには24時間換気用に換気扇がついていてるはずです。

それを止めてしまうと家の水分を多く含んだ空気が家中に滞留してしまい結露、カビの原因になります。

家の空気を循環させる為にフィルターなどの掃除をするとき以外は、その名の通り24時間、常に運転させてましょう。

最後に水をかけて壁面、天井、浴室全体の温度を下げ、ゴム製のスクイージーなどで水滴を落とし浴室の換気扇を回すと良いです。

 

■調湿効果が高く新築計画にも取り入れやすいものをご紹介

調湿効果が高いものを新築計画にも取り入れると、より効果的に湿気を調整できますので、一部をご紹介させていただきます。

 

１．珪藻土

一般的な仕上げ材のクロスに比べると価格は高くなりますが、「調湿」「脱臭」「耐火」の3つの効果があると言われています。　

水を直に吸収する吸水性もあるので、風呂上りのバスマットなどに使用されている方も多いのでは。　

 

２．エコカラット

LIXIL様の製品で　弊社でも良く施工しています。部屋の湿度変化を安定させ、結露や過乾燥を抑制します。　　

詳しくはこちら

 

３．備長炭

除湿効果があります。

下駄箱、トイレ、シンクなどにいれると効果的です。

梅雨時期は台風が多い時期になりますので、現場の安全対策にも十分注意致します！！

 

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