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STAFF BLOG2023.06.26 / 羽田
「家庭用蓄電池」を設置するか迷っている方へ!メリット・デメリットをご紹介します
こんにちは!
新潟で注文住宅・デザイン住宅を新築している「ディテールホーム」の新潟支店の羽田です。
目黒にある「STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO」に行ってきました。建物の外観設計したのは建築家の隈研吾さん。
オープンして4年も経したが、まだ平日でもたくさんの人がいて大変混雑していました。
■家庭用蓄電池とは?
早速本題に入りますが、最近よく耳にするようになってきた家庭用蓄電池。
家庭用蓄電池とは、太陽光パネルで発電した電気などを溜めたり、停電時に使えるようにするバッテリーのことです。
蓄電池イメージ図(参考:住宅用蓄電池システム)
「太陽光発電は採用したいけど蓄電池まで付けた方がいいのかな?」「蓄電池って実際どうなの?」と設置するのを悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回は蓄電池のメリットとデメリットをご紹介させて頂きますので、ご参考にしていただければと思います。
■家庭用蓄電池のメリット
【メリット①】電気代が安くなる
太陽光発電システムで発電した電気を使用し、余剰分を蓄電池に貯めることができます。
その貯めた電気を、太陽光が発電しない夜や早朝に蓄電池の電気を使うことで、高い電気を買う量を減らすことができます。
【メリット②】停電時でも電気が使える
地震や台風などの災害で停電になってしまった時にでも蓄電池の電気を使うことができるので安心です。
また、昼間は太陽光発電の電気を使い余った分は蓄電。
夜間に蓄電池の電気を使うことで長期間にわたる停電にも備えることができます。
【メリット③】卒FIT後の対応策
FIT制度とは再生可能エネルギーの固定価格買取制度の略称で一定期間、高い固定価格で電力会社が買い取ってくれる制度ですが、この一定期間は現在では10年となっています。
2019年以降は毎年多くの住宅用発電設備が買い取り機関満了し「卒FIT」を迎え、今までと同じように高い単価で買い取ってもらうことができなくなります。
例えば、2009年は48円/kwhで買い取りされていましたが、2019年卒FIT後は9円/kwhになります。
ちなみに、2009年48円/kwhだった売電価格も2023年には16円/kwhにまで下がっています。
そこで、蓄電池を設置することで買う電気量を減らすことで電気代の節約になります。
■家庭用蓄電池のデメリット
【デメリット①】設置費用が高い
デメリットとして最初にこれを思う人は多いのではないでしょうか。
なかなか下がらなかった蓄電池も近年ではようやく下がりましたが、まだまだ100万円以上するので高額商品です。
蓄電池の経済効果としてはライフスタイルなどにもよりますが、現状では導入コストを取り返すのは難しい場合が多いかもしれません。
【デメリット②】蓄電池の経年劣化
蓄電池は充放電回数に限りがあり、充放電回数の寿命を超えると蓄電容量が徐々に減っていくのでいずれは交換が必要になります。
おおむね10年~15年くらいと言われています。
【デメリット③】設置場所の確保
蓄電池の平均的な大きさはエアコンの室外機1台分~2台分となっています。
屋内型や屋外型など種類もあります。
より長くいい状態を維持するためにも設置場所の配慮をした方が良いでしょう。
これから蓄電池導入を検討されているみなさんへ、代表的なメリット・デメリットを紹介させて頂きました。
今回ご紹介できなかったことなど蓄電システムのお問合せは増えておりますのでいつでもお気軽にご相談をお待ちしております!
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