スタッフブログ
STAFF BLOG2023.07.21 / 砂塚
意外と簡単かも!?間取りの基本
こんにちは。
新潟で注文住宅・デザイン住宅を新築している「ディテールホーム」長岡支店の砂塚です。
すっかり街中でマスクを外している方も多くなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私はまだ車を降りる際にマスクをしない事に違和感を感じます。
小心者のせいもあってか人目が気になるというか何となく罪悪感があるというか…
染み付いた習慣とは恐ろしいもので、いつになったら気兼ねなくマスクを手放せるのだろうかと思う今日このごろ。
間取りの三箇条
理想の間取りでお家を建てる事は、建売住宅にはない注文住宅ならではの最大の魅力であり醍醐味です。
それだけに、これから家を建てようという方にとっては楽しみでもあり一番の悩みどころでもあります。
今回はどんな間取りを作成する上でも知っておきたい「間取りの基本三箇条」についてご紹介していきます。
其の一「イメージする」
難しい事や専門的なことは一切考えなくても大丈夫です。
それらは私たちのような住宅のプロに任せて、まずは理想の暮らしをイメージする事から始めましょう。
家族みなさんでどんな家がいいのか話し合うのもいいですし、自分だけのこだわりをこっそり考えるのも楽しいですよね。
もしイメージも何も思い浮かばない方はもっと簡単で、ご実家や今のお住まいの良いところや悪いところを挙げるだけでも十分です。
間取りを考えるには土地が必要不可欠ですが、その土地を決める上でもこの暮らしのイメージが非常に重要になってきます。
其の二「ゾーニング」
建物を建てたい土地が見つかれば、あるいは既にお持ちであれば大まかな「配置決め」を考えます。それがゾーニングです。
ゾーニングとは土地の形状や周辺環境、日当たりなどを考慮しどこを駐車場にしてどこに建物を配置するのか、庭はどうするのかという「配置全体の計画」を立てることです。
正直これが理にかなった計画であれば、その新築は8割方成功と言っても過言ではありません。
それだけこのゾーニングというものが注文住宅のキモであり、各社の提案力の差が明確に出る部分だと思っています。
そうはいっても何からはじめればいいのかわからないですよね。
そこで、まず第一番目には「駐車場を配置」しましょう。
道路の向きや道路付けの状況、電柱や歩道などの車の出入りにとって障害物となるもの等を総合的に判断して位置を決めましょう。
もちろん普通車なのか軽自動車により車のサイズは異なりますが、平均的には車1台につき「横幅は2.5m奥行5m」は確保するのがオススメです。
あと、駐車場の位置を考えるうえで重要なのが玄関の位置との関係性です。
駐車場にはカーポートを建てる方がほとんどですが、カーポートと玄関が遠すぎると荷物が多い時や雨降りの時に不便となりますし、何より除雪しなくてはいけない範囲が広がります。
かと言ってカーポートの奥に玄関を持っていくと圧迫感が生まれたり、郵便屋さんなどの来客者のアプローチをどうするかという問題が出てきます。
駐車場の位置が決まったら、次は「建物の配置」です。
家の中で決めなければいけないものは多くありますが、やはり一番最初に決めるべき箇所は「LDK」です。
LDKは家族が一番多くの時間を過ごし、食事や家族団らんなどを過ごす大切な場所です。
まさに「家の中心」といえます。
一般的には「LDK=南向きの陽当たりがいい方角」と決めがちです。
しかし、全ての方にそれが当てはまるかというと決してそうではありません。
例えば一日の多くの時間を自宅で過ごす方の中には、陽当たりが強すぎず落ち着いた環境を理想としている方も多くいらっしゃいます。
そういった方にとっては、必ずしも朝~夕方までまんべんなく太陽光が入る南向きはしんどいかもしれません。
そのような場合は朝日が入りやすい東向きや、一日を通して淡い陽が入る北向きもオススメです。
このように、人ぞれぞれLDKに何を求めているのかは異なります。
つまり、LDKの配置は自分たち家族にとって求めているものを実現できる場所に配置するのがベストなのです。
其の三「空間をつなげる」
それぞれの空間をどうつなげるかが暮らしやすさやに直結します。
そこには家事や移動のための動線や平屋でない限り上下階の関係も考えなくてはいけません。
特に注意が必要なのが、「音の問題」でしょうか。
寝室と子供室の位置、水回りの排水音などは一定の対策を取ることは可能ですが全く音がしないわけではありません。
音の問題は一生付きまといますので、将来的なことも考えここは慎重にいきましょう。
まとめ
間取りは土地や周辺環境、施主の家族構成や理想とする暮らし方などなど…
複雑な条件がいくつも絡み合って構成されるものなので、正しい答えはあって無いようなものです。
どの考え方が正しくてどれが間違いというのは無いのですが、逆に言うと「正解がないからこそ決まらない」とも言えます。
今はYouTubeやInstagramで家の内覧をやっている会社も多いですし、調べれば誰でも気になるお家の詳細を知ることが出来ます。
なのでお客様自身でこんな感じの外観にしたいとか、内装にこの素材を使いたいなどといった具体的なイメージを持たれて来場される方が増えています。
間取りについても同様ですが、ネットには無数の参考プランが転がっています。
今回お伝えしたものは専門的な知識がなくても誰でも考えられることばかりです。
せっかく注文住宅のお家づくりです。
一生にそう何回も経験できるものではございません。
これからお家づくりを検討されるみなさまご自身で、積極的に間取りの基本を考えることが成功へのカギになるはずです。
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