スタッフブログ
STAFF BLOG2016.03.31 / 外山
ちょっとした こころづかい その②
こんにちは 県央営業所の外山です。
ちょうど1年ほど前になりますが
現場で 大工さんから 気の利いた提案をして いただいた お話(2015.3.7ブログ)を ご紹介いたしましたが、
今回は その 第2弾 となる おはなし。
お引き渡しを控えた お家 の 工事中の出来事。
洗面脱衣室と階段室が隣あった間取りで、階段下の わずかな空間が何かと 使えそうなので
脱衣室側から使う フリー収納スペースとして設けられていた。
お施主様からは、とりあえず 少し暮らしてみてから ちょうどいい収納グッズを
探そうかな?と 伺っていた。
『この場所って 何に使うんですか?
よかったらまた “ 箱 ”造りましょうか?・・・』 と。
なにより、その 問いかけ が まず 嬉しい。
早速、お施主様に 確認したところ、まだ 具体的に
収納方法を決めていない との 事 だったので、
使い勝手のいい収納を任せていただくこととなった。
まずは現場で 大工さんと その カタチ を どうするか? の話になる。
今回は、スペースの 幅 と 高さ が それほど大きく取れない割に 奥行きがある。浴室から 手を伸ばせば届く・・・
この状況での ベストな使い勝手考え、 出てきた カタチ が これだ!
シンプルかつ機能的な 無印良品の 収納バスケット。
上段には 重なるラタン長方形バスケット・大 が 3つ
下段には 重なるラタン角形バスケット・中 が 2つ
並ぶ。 下段の角形には 取手が 付いているので
左右どちらの方向からでも 簡単に引き出して使う
ことができる。小分けにしたバスケットは、元々
重ねられるタイプなので、洗濯物を しまう際など
持ち運ぶ事を 考えると 何かと便利に使えそうだ。
優しい雰囲気がインテリアにもよくなじむ。
提案してくれた 大工さん自身も 今年1月に
ご結婚されたばかりで、きっと 自らの 家族の姿も
考えながらの 提案だったのだろうと思う。
あらためて 職人さんたちの ちょっとした こころづかい
の 積み重ねで 家づくりが でき上がっていく事に 感謝し
そして その 気持ちの こもった 造り込み の姿勢が
そこに住む お施主様に 安心感を 与えてゆくのだろう。